[お問い合わせ]営業時間/10:00~17:00
0120-005-633

2021年07月16日(金)

CPI -消費者物価指数-


CPI(Consumer Price Index)
 6月のアメリカの消費者物価指数は、前年同月比5.4%の上昇
2008年8月以来 13年ぶりの高水準となりました。
要因は
①原油価格の上昇
②家賃の上昇
③飲食業などの賃金の上昇
④中古車価格の上昇
⑤ホテル宿泊料金の上昇
⑥レンタカーの上昇
⑦航空運賃の上昇 など

経済活動再開の広がりに関連した分野の価格持ち直しが大きく反映されています。

※米労働省より

問題はこの物価上昇が一過性のものなのか、継続するのか。
日本の物価にも影響するのか。という点です。
この傾向はアメリカだけでなく世界的なトレンドなので
日本だけが例外で物価が上がらないということは可能性が低いと考えています。

仮にアメリカや諸外国だけがインフレで、日本は物価が横這いだと
将来どういう現象が今後起きるでしょうか。

購買力平価説から考えると、何年も諸外国と物価上昇の差がつくと
大幅に円高になる可能性があります。

もしそうなると、外貨建ての投資信託や米ドル建ての保険商品などは損失が出ることになります。

今後の資産運用は、円建てでインフレに強いものがお勧めです。
※購買力平価説に関しては、コラム74※クリックしてください。を参考にしてください。

 

※本コンテンツは情報提供を目的としており、不動産投資その他の行動において断定的判断を提供する目的で作成したものではございません。物件購入、融資条件等の不動産投資の最終決定はお客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、運営者及び情報提供者は一切の責任を負いません。

関連記事

コラム89「クリスマス-プレゼント-」を公開致しました。

コラム79「日本の賃金 -Average wages 平均賃金-」を公開致しました。

コラム60「日本の国債-1100兆円-」を公開致しました。