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2021年07月09日(金)

世界のREIT -先行指数-

REIT(不動産投資信託)の価格が世界的に上昇しています。原因は、

①アメリカをはじめとして世界中でインフレ懸念が高まっている事。
②今後、不動産価格上昇や賃料上昇が見込めること
③株式投資に比べて出遅れ感があったこと

世界のREITの時価総額は6月10日時点で約240兆円
増加率は
アメリカ   17%
イギリス   14%
日本     13%

参考に現在の日本の上場REITは63銘柄

時価総額は17兆7000億円
平均利回りは3.29%
REIT (Real Estate Investment Trust)の種類には

ホテル系
オフィス系
物流系
ヘルスケア系
商業施設系
住宅(レジデンシャル)系

があります。
最近人気があるのは、経済的ショックに強い住宅系です。

例えば住宅系REITの
「コンフォリア・レジデンシャル投資法人」は
現在価格 一口約36万円 利回り3.14% (税引き後2.51%)
年に二回 約5400円の配当がもらえます。
税金は20.315% 源泉徴収されます。
時価総額 約2500億円  物件数140棟
スポンサーは東急不動産
物件取得エリアは東京23区が約90%です。

実物の不動産投資が少し怖いという方は
REITから不動産投資を始める方法もあります。

それではREITとマンション投資の大きな違いは何でしょうか?

レバレッジがかけられるかどうかです。
言い方を変えれば、ファイナンスが使えるかどうか、ローンが使えるかどうかです。
REITは株式投資と同じ性質なので、銀行で融資を受けることはできません。

今 現金、預金が数千万円あればREITも選択肢になりますが
資金のない人は、レバレッジのかけられる、自己資金10万円からできる
マンション投資の方がお勧めです。

REIT価格は先行指標なので、REIT上昇後は実物不動産が値上がりしてくる可能性が高いです。

 

※本コンテンツは情報提供を目的としており、不動産投資その他の行動において断定的判断を提供する目的で作成したものではございません。物件購入、融資条件等の不動産投資の最終決定はお客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、運営者及び情報提供者は一切の責任を負いません。

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