[お問い合わせ]営業時間/10:00~17:00
0120-005-633

2021年07月09日(金)

世界のREIT -先行指数-

REIT(不動産投資信託)の価格が世界的に上昇しています。原因は、

①アメリカをはじめとして世界中でインフレ懸念が高まっている事。
②今後、不動産価格上昇や賃料上昇が見込めること
③株式投資に比べて出遅れ感があったこと

世界のREITの時価総額は6月10日時点で約240兆円
増加率は
アメリカ   17%
イギリス   14%
日本     13%

参考に現在の日本の上場REITは63銘柄

時価総額は17兆7000億円
平均利回りは3.29%
REIT (Real Estate Investment Trust)の種類には

ホテル系
オフィス系
物流系
ヘルスケア系
商業施設系
住宅(レジデンシャル)系

があります。
最近人気があるのは、経済的ショックに強い住宅系です。

例えば住宅系REITの
「コンフォリア・レジデンシャル投資法人」は
現在価格 一口約36万円 利回り3.14% (税引き後2.51%)
年に二回 約5400円の配当がもらえます。
税金は20.315% 源泉徴収されます。
時価総額 約2500億円  物件数140棟
スポンサーは東急不動産
物件取得エリアは東京23区が約90%です。

実物の不動産投資が少し怖いという方は
REITから不動産投資を始める方法もあります。

それではREITとマンション投資の大きな違いは何でしょうか?

レバレッジがかけられるかどうかです。
言い方を変えれば、ファイナンスが使えるかどうか、ローンが使えるかどうかです。
REITは株式投資と同じ性質なので、銀行で融資を受けることはできません。

今 現金、預金が数千万円あればREITも選択肢になりますが
資金のない人は、レバレッジのかけられる、自己資金10万円からできる
マンション投資の方がお勧めです。

REIT価格は先行指標なので、REIT上昇後は実物不動産が値上がりしてくる可能性が高いです。

関連記事

コラム145「実質賃金 -マイナス-」を公開致しました。

コラム45「減価償却費-Depreciation-」を公開致しました。

コラム143「アジア勢 -ファンド-」を公開致しました。