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2021年03月12日(金)

移住計画-住める星-

「私たちが生きているうちに、人類は火星に移住する時代が来る」
こんな事を普通の人が言ったら、頭がおかしい人だと思われそうですが、
火星移住計画を本気で考えている人がいます。
アメリカ 電気自動車 テスラのCEO イーロンマスク氏 
この人が言うと、ホントに実現しそうに思えてきます。

火星(Mars)とはどんな惑星なのでしょうか
大きさ:直径は地球の約半分
大気 :二酸化炭素を主成分にごく薄い大気
重力 :地球の40%
気温 :平均気温マイナス43℃
   最高気温 20℃ 最低気温 マイナス140℃

火星移住の問題点
①大気が薄いのでロケットの着陸が難しい。
②食料を地球から運ぶにはコストがかかりすぎる
③大気をつくることは難しい
④火星の土壌には猛毒があるためそのまま作物の生育は難しい
⑤気温が低すぎる/南極と同じくらい
⑥火星までの距離/5500万キロメートル/約8か月

寒いところが好きな人にはいいかもしれませんが、屋外に宇宙服無しで
出ることは今の技術では不可能でしょう。

金星(Venus)はどうでしょうか。

表面温度:500℃
大気圧:地球の90倍 (深海1000mと同じ)
水は無い
大気:濃い二酸化炭素
硫酸の雨が常に降っている

金星の地表上空50kmのところなら人類が生活できるそうです。
この高度なら気温は30℃~50℃

「天空の城ラピュタ」のような空中都市なら住めるようです。

木星と土星は、ほぼガスでできているので人間は表面に立つこともできないです。

水星は一番太陽に近く昼は400℃夜はマイナス160℃大気も海もないです。

地球も大地震があったり、コロナがあったり、スギ花粉もあり、
最近の気象条件には過酷なものもあります。
 
しかしながらもともと地球は人類が生活するために作られたものではないので
人類が適応するしかありません。
他の惑星に比べたら,暑さ寒さも、強風も人間が生きていける範囲です。

火星や金星に比べたら、パラダイスでしょう。

他の惑星に移住したくない方は、地球を大事に使いましょう。

もし火星や金星の不動産に投資する話があってもやめておきましょうね。

There is no place I’d rather be.

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