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2019年11月29日(金)

リスクとリターン-不確実性と収益-

リスクとは危険 危険度 不確実性の事を言います。

一般的にはリターンが高い商品は、
リスクも高いと説明されていますが本当にそうでしょうか?

確かにそういう商品が多いですが、
実はリスクが高くても、リターンが低いもの。リスクが低いのに、リターンが高いものもあります。

例えば今年の場合は、REIT(不動産投資信託)です。
年初からの日経平均株価の上昇率は20%で、東証REIT指数は29%上昇しました。
世界的な金利低下が大きな要因ですが、REITは一般的には
インカムゲイン狙いの株価下落にも強くリスクの少ない商品と考えられています。

リスクに関して大事なことは

①「どんなリスクがあるのか把握する」
②「どの程度のリスクなら対応できるのか?」
この2点を考える事が重要です。

またリスクヘッジ(危険回避)として

金利上昇のリスクに対応するには
①頭金を多くする(最低10万円~可能です)
②一部繰上げ返済用の資金を用意しておく。
③余裕のある支払計画を建てる

地震のリスクに対応するには
①地盤の良い土地のマンションを買う
②なるべく築年数の新しい物件を買う
③地震保険に加入する

家賃下落のリスクに対応する
①駅から近い物件を選ぶ
②人気の街を選ぶ
③人気の設備、間取りを選ぶ

不動産投資のリターンとしては
インカムゲイン (家賃収入)
キャピタルゲイン (値上がり益)があります。
インカムゲインの上昇やキャピタルゲインを期待したいのであれば、
やはり東京都心部がいいでしょう。

リスクには、何もしないリスクも含まれます。
例えば、海外に行くのが目的であれば、時間がなければ飛行機、
時間があっても船に乗るリスクは受け入れなければなりません。

また普通預金や定期預金で、
運用する場合には、今の利息では逆にインフレのリスクをまともに受ける事になります。

これを投資の世界では 「持たざるリスク」ともいいます。

 

※本コンテンツは情報提供を目的としており、不動産投資その他の行動において断定的判断を提供する目的で作成したものではございません。物件購入、融資条件等の不動産投資の最終決定はお客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、運営者及び情報提供者は一切の責任を負いません。

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