[お問い合わせ]営業時間/10:00~17:00
0120-005-633

2019年06月14日(金)

IDECOを始める前の注意点

個人型確定拠出年金
individual-type Defined Contribution pension plan

IDECOとは、
自分ではいり、自分で選ぶ、もう一つの年金です。
現在の加入者は約123万人です。
毎月の積立額が所得から控除できることが大きなメリットです。
若い人、収入が安定している人、所得税をある程度
払っている人にとっては魅力的な制度だと思います。

加入資格
①日本国内に住んでいる20才以上60才未満の人

加入できない人
①海外に住んでいる人
②国民年金保険料を払っていない人
③60才以上の人

IDECOの特徴は
①積立てする時、全額所得控除になります
②運用する時 運用益は非課税です。
③受け取る時に課税されますが、控除があります。

IDECOの拠出限度額について
◎公務員   5000円~12000円
◎会社員   5000円~23000円
◎自営業   5000円~68000円

IDECOの節税効果について


年収500万円の会社員が、毎月2万円を1年間IDECOに
投資した場合
年間の所得税の節税額    48,000円

例2
年収700万円の公務員が毎月1万円をIDECOに投資した場合

年間の所得税の節税額   36,000円

IDECOの取り扱い金融機関
銀行 信用金庫 生命保険会社 証券会社  損害保険会社 JAバンク ゆうちょ銀行など

IDECOのデメリット
①60才になるまで引出できない
②運用のリスクは加入者自身
③自分で金融機関を選んで手続きする必要がある
④手数料がかかる
(口座開設2777円 口座管理 月額167円 受取時432円 移動する時 4320円など)
⑤受け取る時に課税されることがある。

IDECOの注意点

注意する点は、結局はIDECOは投資という事です。
今まで投資の経験のない方が、いきなりIDECOだからと
投資信託を選ぶのは難しいと思います。
まずは投資の勉強をしてから始めるか、最初はIDECOを
定期預金に積立てする選択肢もあります。
◎いずれにしても老後の準備は早め早めが基本ではないでしょうか。
子供の頃の夏休みの宿題のように、ラスト1日で仕上げることは難しいです。

※弊社は不動産会社ですのでIDECOは取扱いしておりません。
詳細は各取扱い金融機関にお問い合わせください。

関連記事

コラム67「東京の治水対策-地下神殿-」を公開致しました。

コラム46「有名人と不動産投資 -イチローも?- 」を公開致しました。

コラム34「INVESTMENT-インベストメント-」を公開致しました。