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2021年06月14日(月)

医療費 -高齢者負担-

75歳以上の医療費の窓口負担が1割から2割に引き上げる法案が可決されました。
導入時期は2022年10月~2023年3月の間に今後決定されます。
年収制限は単身者で年金を含めて年収200万円以上
複数世帯では合計320万円以上が対象です。
75歳以上の約20% 370万人が該当になります。
激変緩和措置として、導入から3年間は1ヶ月の負担増を3000円以内に抑えます。
現在の高齢者には、大きな負担増にはならないかもしれませんが、
今後の傾向として現役世代の負担増を防ぐため高齢者の負担は増えることが予想されます。

現在の医療費の合計は43兆円、財源の内訳は

※資料 厚生労働省のデータより

税金       16.5兆円  
保険料    21.4兆円
患者負担    5.4兆円 

日本の財政事情を考えると今後患者負担が増えていくのは必然です。
現役時代は医者いらずの健康な方も、いつまでも健康体でいられるかわかりません。
若いうちから高齢者になった時の準備が必要です。

 

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