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2021年03月19日(金)
可住地面積 -住める土地-
可住地面積とは、漢字の通り、人が住める面積のことです。
逆に人が住めない土地、非可住地は標高500m以上の山地及び現況の土地利用が森林、湿地等です。
日本の国土面積は、イギリス、フランス、ドイツと同じくらいですが、可住地面積になるとかなり違います。
※国土交通省の資料より
上の表のように、可住地面積にすると半分くらいになってしまいます。
図) 国土地理院作成
(図の白いところが可住地)
人口の比較ではイギリスの人口約6800万人、日本の人口約1億2600万人
日本の全体の面積を世界で比較すると62番目の面積があります。
けして小さな国ではないのですが、可住地面積ランキングでは85位
人口密度は世界10番目で1平方kmあたり1100人が住んでいる計算になります。
フランスの人口約6700万人
ドイツ人口約8300万人
日本の国土は、急峻(傾斜が急で険しい)であることが可住地の少ない原因です。
この人口密度の高さが、不動産の価格にも影響されています。
そして可住地面積の中で圧倒的に広いのが関東平野です。
関東平野の面積は17000平方km
ですから日本の可住地面積の約17%を占めます。
参考に2番目に広い 北海道の十勝平野は 約半分の8000平方kmです。
関東平野の人口は約4000万人以上
日本全体の人口の3割強が関東平野に集まっているわけです。
住める土地(可住地面積)の少ない日本では関東に人が集まるのは
必然 (Inevitable) といえるでしょう。
関東平野に不動産を所有することは、投資として理にかなっているのです。