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2020年04月24日(金)

不動産投資の種類-6種類-①

不動産投資の種類は、マンションなどの住宅だけではありません。
マンション以外には、オフィスビル、ホテル、商業施設(ショッピングセンターなど)、物流施設(倉庫)、ヘルスケア(老人ホームなど)があります。

規模は大きくなりますが、個人の富裕層が所有している場合もあります。

それぞれの特徴は

◎オフィスビル
大規模なオフィスビルは、三菱地所や森ビルなどの大手不動産会社や
日本生命、第一生命などの機関投資家などが保有しています。
中小のオフィスビルでは、個人のオーナーも多いです。
また最近では、オフィスビルをフロア単位で所有する方法もあります。
ポイントは、
好景気の時は空室率も低く家賃も高額ですが
不景気になるとすぐに企業は事業を縮小して退出します。
そして家賃も大きく下落します。
不景気の時の空室期間も長期になる可能性があります。

◎ホテル投資
ここ数年は、外国人観光客(インバウンド)需要の影響で
稼働率が高く、宿泊料金も高額でしたが、コロナショックの影響をダイレクトに受けました。 
昨年後半あたりからホテルの供給過剰が噂になっていましたが
今年3月の国内全体の稼働率は32.5%、
客室単価は3割下落という状況です。
今は、コロナ感染者の軽傷者受け入れの需要が少しある程度です。
新型コロナが収束するまで、稼働率の回復は厳しいでしょうし
中小のホテルオーナーは廃業、倒産するところが出るでしょう。

◎商業施設投資
イオンなどの大規模なショッピングセンター、アウトレットモール、や
スーパーマーケットなども入ります。
特徴としては、テナントとの賃貸契約が長期になる点です。
住宅やオフィスビルは2年~5年契約ですが、商業施設は
10年~20年の固定賃料契約で安定収入が見込めます。
また汎用性が低く、用途が限られているので新しいテナントを
募集する時は時間がかかりそうです。
商業施設は金額が大きくなるので、個人で所有できる人は少ないと思いますが、
REITでなら一般の会社員でも数十万円単位で購入できます。

来週は、住宅、物流施設、ヘルスケア施設について掲載します。

 

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