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2021年02月12日(金)

株価と不動産-日経平均-

日経平均株価は、2月10日終値で29562円
昨年3月のコロナショックで16000円台まで下げましたがその後回復し
なんと30年6ヶ月ぶりに29000円を超えました。
3万円を超えそうな勢いです。
1989年12月につけた高値38957円を超えることができるでしょうか?
 
現在の上昇の要因は
①世界中の中央銀行によるウルトラ金融緩和
②ワクチン接種による経済正常化
③アメリカの1.9兆ドル(190兆円)の経済対策が成立する見通し

株価と不動産価格にはどういう関係があるのでしょうか?

※引用 国土交通省の資料

日経平均株価10年チャート


※引用  ヤフーファイナンスより

株価上昇が与える影響に関しては、
①経済回復による株価上昇であれば、家賃上昇や不動産価格上昇につながる。
②実態経済が悪いまま、金融相場で株価が上がる場合、富裕層、中間層を中心に人々の心理に良い影響を与える

そして株の値上がりで儲けた人は、車を買ったり、不動産を購入したりします。
今年はまだ海外旅行に行けないので、物の消費に使う人が多いと予想できます。実際高級車の売れ行きも好調のようです。
マイホームを新規購入、買い替えたり、投資で不動産を買う人も増えるでしょう。

一般的な理論としては
株価が上昇してから約半年後くらいに、不動産価格も上昇すると言われています。
景気回復のトレンドとともに、不動産価格が上昇してくる
・懸念材料としては、リモートワークの定着によるオフィス空室率の増加
・繁華街のレストランやアパレルなどの路面店の廃業による家賃の下落
オフィスビルや商業施設への投資は少し不透明です。
アフターコロナがどのような影響を不動産に及ぼすのかは予想がまだ難しいところです。

不動産セクターでも
住宅に関しては、コロナの影響をほとんど受けず住まい、投資とも強い需要があると予想しています。
株と比べて、ボラティリティ(変動率)は不動産の方が低いものの
日経平均株価やアメリカのダウ平均株価が上昇している今不動産価格上昇の確率は高いと予想します。

もう一つ大事なことは、景気回復とともに金利の上昇が考えられることです。
投資家の視点では、不動産価格上昇の前、金利上昇の前に動き出した方がベターです。

 

※本コンテンツは情報提供を目的としており、不動産投資その他の行動において断定的判断を提供する目的で作成したものではございません。物件購入、融資条件等の不動産投資の最終決定はお客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、運営者及び情報提供者は一切の責任を負いません。

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