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2021年02月19日(金)

確定申告-Tax Return-

今年も2月16日から確定申告の受付が始まりました。
例年は1ヶ月間ですが、今年もコロナ禍の影響で4月15日まで延長されています。
年に一度の事ですし、忙しい年度末も近く、面倒なイメージをお持ちの方も多いと思います。

サラリーマン(給与所得者)でも確定申告が必要なのはどんな人なのか
確認します。

◎給与収入が2000万円以上の人
◎二ヵ所以上から給与をもらっている人
◎他の所得 不動産所得などが20万円を超える場合
注)不動産収入(家賃等)-必要経費 =不動産所得

必要経費を引いて20万円を超えた場合なので
20万円以下の場合には申告は必要ありません。

その他 詳細は国税庁のHPで確認してください。
確定申告が必要な方|国税庁こちらをクリック

また申告義務やペナルティはありませんが、
内装費などが発生して、家賃収入よりも必要経費が上回る場合には
他の所得(給与など)と損益通算できて、税金が還付される場合が
ありますので、申告した方がお得です。

不動産所得が20万円を超えて、納税になる場合には
確定申告を期限までにしないと、ペナルティ 無申告加算税が課されます。
納税額の15%~20%がペナルティになりますので
必ず申告する必要があります。

もう一つ投資用不動産を所有している方には重要な注意点があります。

追加で不動産を住宅ローンで購入する場合には
申告義務がなくても、確定申告書類が銀行融資の審査書類になりますので、
必ず申告書類が必要です。

不動産所得が20万円以下で、申告義務がない場合でも
将来、投資不動産を追加購入する計画のあるかたは
毎年 確定申告を提出した方がいいでしょう。

あとからまとめて何年分も申告するのは大変な作業です。

※2021年の確定申告の主な変更点
昨年から変わった点|国税庁 こちらをクリック

基礎控除の引き上げ
・合計所得金額が2400万円以下の方は、基礎控除が
38万円 → 48万円に改正されました。

・合計所得金額が2500万円を超えると基礎控除はゼロになります。


※国税庁のHPより

給与所得控除も改正されました。

※グランドシティから購入のお客様は、税理士の申告費用が割安に
なりますので、お気軽にご相談ください。
また税理士の資格のない者(弊社の営業スタッフや他社の社員など)が
お客様の申告を作成することは法律で禁止されています。
多少のアドバイスはできますが、申告書の作成はご自身か税理士にご依頼ください。

※余談ですが、アメリカでは年末調整の制度がないので
全ての国民が確定申告をするそうです。
源泉徴収制度はあるので、税金の還付を受ける人が多いそうです。
英語では【Final Tax Return】と言います。

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