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2022年03月31日(木)

公示地価-2年ぶり上昇-

3月22日 国土交通省は2022年1月1日時点の公示地価を発表しました。
全国平均は、2年ぶりに0.6%上昇しました。
調査対象は2万6000ヵ所 そのうち44%が値上がりしました。
コロナ禍からで傷ついた経済が、少しずつ持ち直しています。

①住宅地は0.5%上昇
テレワークの広がりの影響で郊外の住宅需要も伸びました。

②商業地は0.4%上昇
前年は0.8%下落

③都心3区マイナス
千代田区  -1.2%
中央区   -1.3%
港区     -0.3%
都心部のオフィス街はコロナ禍で通勤者が減ったことが影響しています。
コロナが終息すれば、また都心部は人が戻ってくるでしょう。

④工業地  2%上昇
巣ごもり需要によるネット通販拡大が追い風です。
物流施設(巨大倉庫)の適地である市川市や船橋市は20%上昇しています。

⑤地方都市 上昇
地方経済の中心地  札幌 仙台 広島 福岡の4市は全用途平均で5.8%の上昇です。

※公示地価が一番高かったのはやはり東京の銀座です。
1位 中央区銀座4-5-6(山野楽器本店) 5360万円/㎡単価
2位 中央区銀座5-4-3 (対鶴館ビル)    4610万円/㎡単価
3位 中央区銀座2-6-7 (明治屋銀座ビル) 3990万円/㎡単価

※公示地価は実勢価格とは違いますので、銀座は特に、この価格では買うことはできないと思います。

 

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