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2022年03月16日(水)

地政学的 -ウクライナ-

ロシアによるウクライナ侵攻、現実の映像とは思えない、映画のシーンのような映像です。
21世紀になってもこんなことが起こるとは・・・

ウクライナの平和を祈るだけです。

「地政学的リスク」
地政学とは地理学と政治学をミックスした言葉です。
投資の世界でよく聞く言葉ですが、地理的な位置関係による
政治的、軍事的、社会的な緊張の高まりがその地域や世界経済に与える悪影響のことです。

NATO (北大西洋条約機構)

ヨーロッパ、ロシアにはいろいろな歴史があります。
1812年にはフランス皇帝ナポレオンが50万人の大軍を率いてロシア遠征をし、半年でモスクワを占領しました。
その後シベリアの冬の寒さ「冬将軍」の影響もあり24万人もの犠牲者を出して撤退しました。

1941年にはナチスドイツが突如ソ連に侵攻しました。
モスクワ寸前まで攻め込まれましたが西側連合国とともに反撃に転じ、
ベルリンの戦いでヒトラーを敗北させました。

この戦いによるソ連側の死者はソ連兵470万人 ドイツ兵は390万人です。
民間人を含めるとソ連側2000万人~3000万人
ドイツ側600万人~1000万人

人類史上最大の死傷者を記録しました。

このような歴史があるので、ヨーロッパの人々は不動産よりもダイヤモンドなどの高価な宝石類を好むそうです。
いざというとき持って逃げることができるからです。

プーチン大統領は、ナポレオンやヒトラーを目指しているのでしょうか?

こんな世界の状況では、投資どころではないという人もいるでしょう。

しかしながら、戦争で世界的に物価上昇が加速しそうな状況において現金で所有しているだけでは危険です。
原油はついに1バレル100ドルを超えました。

何が起こるかわからない世の中ですが、東京の不動産は地政学的リスクが低い地域と思いたいです。

一刻も早く 平和で安全な世界に戻ることを願います。

 

※本コンテンツは情報提供を目的としており、不動産投資その他の行動において断定的判断を提供する目的で作成したものではございません。物件購入、融資条件等の不動産投資の最終決定はお客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、運営者及び情報提供者は一切の責任を負いません。

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