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2020年12月18日(金)
ワクチン開発 -先を読む力-
日本ではコロナの感染拡大が止まらず、Go To トラベル全面停止
米国では一日の感染者数が20万人超、英国、ドイツ、フランスなど欧州もロックダウン(都市封鎖)に踏み切りました。
足元の経済環境は依然厳しい状況です。
一方で明るい話題もあります。
12月14日からアメリカでワクチン接種が始まりました。
米ファイザー社製のワクチンは、まずは米軍施設で働く医療従事者や米軍幹部などから年内に2000万人
来年1月に計5000万人の接種予定です。
現在開発されているワクチンはファイザー社のほかに
中国シノバックとシノファーム、ロシアのガマリヤ研究所。
こちらも国内で接種が始まっています。
まだ他にもワクチンは開発中です。
WHOによると現在、臨床試験中のワクチン候補は51種類
そのうち最終段階に入っているワクチン候補は13種類
アメリカ:モデルナ
アメリカ:ヤンセンファーマ
イギリス:アストラゼネカ
カナダ:メディカゴ
など
日本の会社も頑張っています。
大阪大学発のベンチャー、【アンジェス】が臨床試験を開始しています。
塩野義製薬は12月16日から200人の臨床試験を開始しました。
東京大学医科学研究所も第一三共と協力して
2021年3月からの臨床試験開始を目指しています。
日本人がワクチン接種を受けられるのはいつでしょうか?
来年6月までにファイザー社から6000万人分のワクチンの供給を受ける予定です。
足元では、新規感染者が東京都は800人超えと夜明けはまだまだ先に見えますが、
投資をしようとする人は、1歩2歩先を見なくてはなりません。
ワクチンがあまり副作用もなく、大多数の人が接種を受ければ人々は移動を開始し、経済は動き出します。
その後どうなるか。
不動産投資の観点から見ると金利上昇が考えられます。
次に財政インフレ。世界中でコロナ対策のため、国債発行が増えています。
日本でも2020年は112兆円の新規国債発行、2019年は52兆円でしたから2倍超です。
参考に2020年の税収は55兆円でした。
まるで戦時中のような国債発行です。
この影響で世界中がインフレ傾向になる可能性があります。
さらに世の中が通常に戻れば、売却希望者は減り、優良物件は数少なくなるでしょう。
今は、先が見えなくて様子見をしている人が多いかもしれませんが夜が明けてからでは遅いかもしれません。
そろそろ投資に関しては動き出していい時期じゃないでしょうか。
ワクチンの成功を祈ります。