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2020年09月18日(金)

家賃か配当か-株の配当-

不労収入を作ろうと思うなら、不動産の家賃の他にも株の配当という方法もあります。
そこで不動産の家賃と株の配当を比較してみましょう。

マンションの家賃は毎月入ってきますが、株の配当は年に二回の企業が多いです。
配当がもらえる時期は企業の決算月によりますが、
3月決算であれば6月末と12月末くらいに配当が出ます。

現在の東証1部企業の平均配当利回りは約2%です。
(上場株式の配当に対しての税金は、20.315%)

しかしながら配当は企業の業績によりますから、必ずもらえるわけではありません。
好景気の時は、配当を出す企業は多いですが不況になると
減配や無配にする企業もたくさんあります。

今年はコロナの影響で多くの企業が減配を発表しています。

大手の上場企業では、

ブリヂストン     30円 減配
ニコン        20円 減配
パナソニック     5円  減配
東海カーボン    18円減配
住友化学       5円減配
THK(自動車部品)15円減配
サトウ食品        10円減配
鳥貴族          4円減配
など

業績が悪いときは、配当も減らすのは当然のことです。
株主優待なども同様に廃止、縮小が行われます。
最近では、すかいらーくが、食事券の株主優待の金額を
300株以上の株主の場合には50%の減額を発表しました。

このように、株の配当は好況の時にはそれほど心配なくもらえますが
不況の時にはあてになりません。

REIT (不動産投資信託)でも
住宅系や倉庫系のREITは、安定していますが
ホテル系のREITは厳しい状況です。
いちごホテルREIT、配当90%減
ジャパンホテルREIT、97%減
インヴィンシブルREIT、98%減

外国人観光客が戻らない状況では、ホテルの稼働率はまだしばらく回復に
時間がかかりそうです。

一方、マンションの家賃は空室率が少し増えている程度で金額は
安定しています。
グランドシティのサブリース家賃もコロナの影響は全く受けていません。

株式投資は好況の時には増配もあり、配当以外にも、値上がり益も期待
できますが、今年のインカムゲインに関してはマンション投資に軍配が上がりそうです。

不動産投資と株式投資の大きな違いの一つは
レバレッジ(融資、ファイナンス)が使えないことです。

銀行に出向いて、株を3000万円購入したいから融資をしてほしいと
お願いしても断られます。

株式の減配でショックを受けた方は、この機会にマンション投資を
勉強してみてはいかがでしょうか。

 

※本コンテンツは情報提供を目的としており、不動産投資その他の行動において断定的判断を提供する目的で作成したものではございません。物件購入、融資条件等の不動産投資の最終決定はお客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、運営者及び情報提供者は一切の責任を負いません。

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