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2021年06月21日(月)

テーパリング -FRB-

テーパリング (Tapering)とは金融用語では量的緩和の縮小を意味します。
なぜ今テーパリングで大騒ぎしているかというと、金利上昇を意味するからです。
これはワクチン接種が進んでいるアメリカでの話です。
新型コロナウィルス対策としての金融緩和策からの脱却は経済の正常化とともに当然の流れです。
2021年終盤から2022年はじめにテーパリング(資産購入の減額)を始め、2022年後半の利上げが視野に入っています。
※米国国債10年 チャート  

FRBは2023年に2回の利上げを見込んでいます。

ワクチン接種 ⇒ 経済回復 ⇒ 物価上昇 ⇒ 金利上昇

アメリカで今起きていることは、ワクチン接種を進めている日本でも同じようなことが起きると予想できます。

金利の上昇は、株式市場にダイレクトに影響し、大きく下落する可能性があります。

アメリカで2023年に金利が上がるとすると日本では2024年くらいでしょうか。
アメリカの株式市場(ダウ平均株価)は金利上昇の影響を受けて先週末は大幅に下落しました。
今日の日経平均株価も大幅に下落しています。

インフレ時代の資産運用は、今までとは違う方法が必要かもしれません。

 

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