[お問い合わせ]営業時間/10:00~17:00
0120-005-633

2021年04月27日(火)

住宅高騰 -韓国(ソウル)-

韓国の不動産が急上昇しています。
特に都心のソウルは、4年で8割上昇しています。
売買価格も家賃も上がっています。

原因は
①首都圏人口が増加している
2019年のデータでは、韓国の総人口は5,178万人
そのうち50%、2,589万人がソウル市、京畿道、仁川市に居住している。
首都圏人口が50%を超えるのは初めてで、都市部への人口集中が鮮明。

②供給不足
文政権は住宅政策を重視していますが、再開発認可を制限して投機熱を
冷まそうとする対策が裏目に出て供給が4割減少しました。

③金融政策
コロナ禍の経済対策として韓国銀行(中央銀行)が政策金利を
歴代最低の0.5%に引き下げ、投資マネーが増加しました。

※都市部への人口集中の一因として、学歴社会、教育熱心な韓国の文化も関係があります。
進学率の高い高校や有名な塾があるのは、都市部のため
子供の教育のために高くても都市部の住宅を購入しているようです。

※市民の所得はさほど増えていないためマイホームに手が届かなくなった市民は、
政権の不動産政策に不満を強めているそうです。

 

※本コンテンツは情報提供を目的としており、不動産投資その他の行動において断定的判断を提供する目的で作成したものではございません。物件購入、融資条件等の不動産投資の最終決定はお客様ご自身でご判断いただきますようお願いいたします。本記事の情報は、信頼できると判断した情報・データに基づいておりますが、正確性、最新性を保証するものではありません。法改正等により記事執筆時点とは異なる状況になっている場合があります。また本記事では、記事のテーマに関する一般的な内容を記載しており、より個別的な、不動産投資・ローン・税制等の制度が読者に適用されるかについては、読者において各記事の分野の専門家にお問い合わせください。本記事の情報に基づいて被ったいかなる損害についても、運営者及び情報提供者は一切の責任を負いません。

関連記事

コラム81「不動産投資ファンド -クジラ参入-」を公開致しました。

コラム44「タワーマンションのデメリット-スカイスクレーパー-」を公開致しました。

コラム147「基準地価2022-上昇2%-」を公開致しました。