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2020年09月04日(金)
ウォーレン・バフェット氏-長期投資-
米国の著名投資家アメリカ最大の投資持ち株会社、バークシャー・ハサウェイ
の筆頭株主であり会長のウォーレン・バフェット氏が
今週、日本の株式市場で大きな話題となりました。
長期投資家として知られる、バフェット氏は日本の5大商社株
(伊藤忠商事、三菱商事、三井物産、住友商事、丸紅)を
一年ほどかけて買い集め5%超を保有したことでニュースになりました。
今後も9.9%まで買い増す可能性もあるとのことで
商社株は大きく値上がりしました。
本格的な日本での投資は初めてとのことで、株式投資とはいえ日本に投資を
してくれたことで日本の未来にも希望が持てます。
バフェット氏の投資スタイルは、とにかく長期投資です。
バフェット氏の名言を不動産に置き換えても通用します。
「その会社の株(不動産)を10年間持つ気がないなら10分でも持たない方がよい。」
「その株(不動産)が2倍、3倍になるまで売らない」
「株(不動産)を買ったあと5年間市場が閉まっても(売買できなくても)いい会社(不動産)を買う」
「まずまずの企業(不動産)を素晴らしい価格で買うより
素晴らしい企業(不動産)をまずまずの価格で買う方がはるかによい」
株式投資という違うジャンルですが、参考になることはたくさんあります。
株式投資では短期的に利益を得ることも可能ですが、
バフェット氏は、長期投資という方法で世界3位の資産家約8兆円の資産を築いていますから、説得力が違います。
株式投資で10年20年という単位は、不動産投資に置き換えると
30年40年の期間に相当すると思います。
不動産投資でもよくありがちなのは、何かあるとすぐに売りたくなってしまう人が
多いことです。
例えば
「少し内装費がかかってしまった、面倒だからもう売りたい」
「景気が悪く、不安だから売りたい」
「家族に反対されたので、売却したい」 など
2008年のリーマンショックの時の年末もそうでしたが
「仕事も給与も家賃も変わってないけど、先行き不安だから売却したい」
という相談が多くきました。
やむを得ない事情の場合には売却も仕方ないことですが、
バフェット氏を見習って、長期投資を是非心掛けて欲しいと思います。
冷静に考えたら不景気の時は高くは売れません。
中国の華僑(富豪)にも、不動産は一度買ったら一生売らない。
孫の代まで引き継ぐという家訓がある人が多いそうです。