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2019年06月14日(金)
IDECOを始める前の注意点
個人型確定拠出年金
individual-type Defined Contribution pension plan
IDECOとは、
自分ではいり、自分で選ぶ、もう一つの年金です。
現在の加入者は約123万人です。
毎月の積立額が所得から控除できることが大きなメリットです。
若い人、収入が安定している人、所得税をある程度
払っている人にとっては魅力的な制度だと思います。
加入資格
①日本国内に住んでいる20才以上60才未満の人
加入できない人
①海外に住んでいる人
②国民年金保険料を払っていない人
③60才以上の人
IDECOの特徴は
①積立てする時、全額所得控除になります
②運用する時 運用益は非課税です。
③受け取る時に課税されますが、控除があります。
IDECOの拠出限度額について
◎公務員 5000円~12000円
◎会社員 5000円~23000円
◎自営業 5000円~68000円
IDECOの節税効果について
例
年収500万円の会社員が、毎月2万円を1年間IDECOに
投資した場合
年間の所得税の節税額 48,000円
例2
年収700万円の公務員が毎月1万円をIDECOに投資した場合
年間の所得税の節税額 36,000円
IDECOの取り扱い金融機関
銀行 信用金庫 生命保険会社 証券会社 損害保険会社 JAバンク ゆうちょ銀行など
IDECOのデメリット
①60才になるまで引出できない
②運用のリスクは加入者自身
③自分で金融機関を選んで手続きする必要がある
④手数料がかかる
(口座開設2777円 口座管理 月額167円 受取時432円 移動する時 4320円など)
⑤受け取る時に課税されることがある。
IDECOの注意点
注意する点は、結局はIDECOは投資という事です。
今まで投資の経験のない方が、いきなりIDECOだからと
投資信託を選ぶのは難しいと思います。
まずは投資の勉強をしてから始めるか、最初はIDECOを
定期預金に積立てする選択肢もあります。
◎いずれにしても老後の準備は早め早めが基本ではないでしょうか。
子供の頃の夏休みの宿題のように、ラスト1日で仕上げることは難しいです。
※弊社は不動産会社ですのでIDECOは取扱いしておりません。
詳細は各取扱い金融機関にお問い合わせください。