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2022年07月14日(木)
アジア勢 -ファンド-
日本の不動産をアジア勢のファンドなどが積極的に取得しています。
歴史的な円安が追い風になっています。
シンガポールの投資ファンド、QIPは6月初旬に日本の大都市のマンションを
投資対象としたファンドを組成し、第一弾として大阪と名古屋の3物件を取得しました。取得総額は4千万ドル(54億円)
シンガポール勢は2月にGICが西部ホールディングスのホテル等31施設を約1500億円で取得。
3月には大手上場ファンドのアスコット・レジデンス・トラストが大阪や福岡の賃貸住宅、学生寮を約100億円で取得しました。
円はシンガポールドルに対して6月に1985年以来37年ぶりの安値を
つけており、円安が日本への投資を拡大しています。
※円安がどれくらい海外からの投資に有利なのか
米ドルの場合
1ドル=100円の場合
5000万円のマンションは50万ドルで購入できます。
1ドル=137円の場合
5000万円のマンションは36.5万ドルで購入できます。
1ドル100円の頃から比べると
海外投資家は、日本の不動産を約3割安で購入できることになります。