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2020年01月24日(金)
土地の持分-敷地権の割合-
マンションは土地が付いてないから、
戸建の方がいいという人も中にはいますが、
マンションを購入するという事は、そのマンションの敷地の一部分も所有することになります。
都心のマンションが値下がりしにくいのは、この土地の持分も大きく影響しています。
例えば 100坪の敷地の上に総戸数100戸の同じ面積の部屋があるとすると、
1部屋あたりの土地の持分は1坪になります。
実際には、いろいろな面積のお部屋があるので計算が複雑になるだけです。
例えば、弊社で分譲中のグランドコンシェルジュ千駄ヶ谷で計算してみます。
Gタイプ 専有面積 34.22㎡
敷地面積766.26㎡
総戸数 38戸
敷地権の割合は
34,22(専有面積) / 1201,22 (専有面積の合計)
土地の権利形態は所有権です。
計算式は
766.26 × 34.22 ÷ 1201.22 =21.82
土地の持分は 21.82㎡ = 6.61坪になります。
一坪は畳2枚程度ですから、13畳くらいの土地をイメージしてもらうといいと思います。
13畳程度の地主さんという事です。
GC千駄ヶ谷は、5階建ての低層マンションのためこれだけの土地の持分があるわけです。
現在千駄ヶ谷周辺の土地は、一坪、数百万円していますので
土地代金だけで数千万円の価値があることになります。
もちろんマンションの場合土地だけ売却するということは
できませんが、資産価値としては評価されることになります。
マンションが古くなって、価値が下がるのを心配される方は
土地の持分が多いマンションを投資判断の一つに加えるのも方法です。