MANUFACTURING TOURISM CITY
台東区は東京の中でも古くからある市街地の一つで、商工業が盛んなエリアです。江戸時代より伝統を受け継いだ、様々な工芸品が今でも存在します。また、都内でも多くの人が訪れる観光地で、人気の観光スポットや、豊富な祭事、江戸情緒あふれる商店街など活気に満ちた町です。
江戸時代から商工業の中心地の一つとして、手工業や製造業、それらの生産や流通を担う問屋・卸売業が集積する街として発展してきました。なかでも台東区の製造業は長い歴史をもつこともあり、地場産業の特色を備えています。日本有数の観光地として有名な台東区は、日本を代表する「ファッションザッカ」の産地でもあります。
革製履物・材料・付属品
貴金属・宝石製品
伝統工芸品
新しい創意がほとばしる
「ファッションザッカ」の産地でもある台東区では、優秀なOEMメーカーがいくつも存在し、国内有数の産地を形成しています。ベテラン職人のみならず、新進気鋭の若手クリエイターも活躍しており、「台東ファッションザッカフェア」をはじめ、「ザッカデザイン画コンペティション」など、常に新しい創意に満ちています。
台東区では、三社祭や鳥越祭のような日本を代表する祭礼をはじめ、浅草流鏑馬、下町七夕まつり、隅田川花火大会といった伝統的なイベントが盛んです。
浅草寺や雷門、仲見世通りといった江戸情緒に溢れた観光スポットをもつ浅草エリアや、博物館や美術館が集積している上野エリア、大型商業施設はもちろん、日本カルチャーが色濃い秋葉原エリアなど、世界中から注目を浴びているエリアです。
観光客などの来街者に対するおもてなしとして、9カ国語で案内する「台東区無料公衆無線LAN(Taito Free Wi-Fi)」が利用できるようになりました。災害時には情報通信手段としても機能し、住まう方をはじめ、観光客からも好評です。
JR高架沿いの「アメヤ横丁」通称「アメ横」。年末の風物詩としても有名な商店街で、食材からアパレル用品まで老若男女問わず、幅広い方を魅了しています。
春日通りから清洲橋通りに至る全長約330mの全蓋式アーケードの商店街。日本で二番目に古い商店街と言われています。
鳥越本通りにある全長約230mの商店街。工場で働く女性が料理の手間をはぶく為にお惣菜などを販売する店が増え、おかず横丁という名称になったと言われています。
食器や調理器具、食品サンプルから制服に至るまで、料理に関するものはなんでも揃うと言われているかっぱ橋道具街。大正時代に数件の道具店ができたことから始まり、今では170を超える店舗が立ち並ぶ道具街となりました。